北極点

短歌のことを書いてます

「へペレの会 活動報告書vol.1」感想

f:id:imamuraf:20190802140429j:plain
f:id:imamuraf:20190802140407j:plain
表紙と裏表紙

へペレの会とは

 今回は、「へペレの会 活動報告書vol.1(+ヘペレごはん帖)」(2018.8)を紹介します。

 「へペレの会」は、札幌在住のまひる野会員を中心に、2016年11月に結成された会です。作品の相互批評、短歌の勉強会を中心に行っています。「ヘペレ」はアイヌ語で「こぐま」。(「ごあいさつ」より)

 メンバーは「まひる野」誌面〈マチエール欄〉から小原和(いずみ)、北山あさひ、佐巻理奈子、塚田千束、広澤治子(はるこ)の5人(「活動報告書vol.1」発刊当時は佐巻さんと塚田さんは作品Ⅲ欄)。これをまひる野北海道支部長の矢澤保さんが特別顧問としてバックアップしているそうです。

 左開きで「ヘペレごはん帖」、右開きで「活動報告書 vol.1」という意欲的な構成。デザインは会員の広澤さんが担当。僕も昔、学生演劇をやっているときにフライヤーをつくったりパンフレットをつくったりしていましたけど、これがなかなか大変だったなあ、ということを思い出しました。

 結社誌の編集委員の方々は僕のそれなんかよりもっと大きな規模で毎月格闘しているわけです。足を向けて寝られません。

 この冊子は通販を受け付けています。リンクはこちら。(在庫は直接お問い合わせください)

 

ws.formzu.net

 

 それでは作品の感想です。作者ごとにわけています(敬称略)。

続きを読む